鹿の角切り
先日、奈良へ行ってきました。
ちょうどこの日から3日間、
江戸時代から続く『鹿の角切り』があることを知り
春日大社境内の 鹿苑 角切り場へ行きました。
発情期をむかえた鹿たちが、
この角で人を傷つけたり、お互いを突き合うことを
防ぐために鹿の角切りが始められたそうです。
まずは3頭、この角切り場へと鹿を誘導して
立派な角の鹿を勢子さんたちが追いかけます。
『十字』と呼ばれる竹で作られた道具を投げて
角に引っ掛けて捕まえるのですが、
鹿たちも必死で走り上手くかわされていました。
逃げまわっている鹿にエールを送る観客に、
『みなさん、頑張っている勢子さんを応援してくださいね』
と司会者の方からのアナウンスがありました。
逃げている途中で1頭の鹿が振り返りました。
「へへん。捕まるものか~」
と思ってるのかどうかはわかりませんが・・・(笑)
爪切りのように痛みはなく毎年行っている事なのに
そんなに逃げなくてもいいのにね。
やっぱり怖いのかなぁ~。
つづく。